1. 見分け方:4桁の路線番号
台湾では、路線番号の桁数でバスの種類を区別できます:
- 市バス(市區公車):通常 1〜3桁(例:307路)。主に同一の市や県内を走行します。
- 高速・長距離バス(國道/公路客運):通常 4桁(例:1815、9006)。高速道路や急行道を経由し、県や市の境界を越えて走行します。
「通勤」文化
ラッシュ時にこれらの4桁バスに長い列ができていても驚かないでください。基隆や宜蘭などの近隣都市に住み、台北で働く多くの地元住民は、地下鉄に乗る感覚で毎日これらの高速バスを利用しています。例えば、1550路バスは基隆から台北まで30〜40分で直行します。
2. 転運站(バスターミナル)
路上のバス停に停車する市バスとは異なり、長距離バスは通常、屋内の大型バスターミナルである転運站(轉運站)から出発します。これらは多くの場合、鉄道駅や地下鉄駅に併設されています。
- 台北:台北転運站(京站ビル内)および市府転運站。
- 台中:朝馬転運站および台中駅転運ハブ。
- 屏東:屏東転運站(台鉄駅に隣接)。
3. 主要運行会社:特徴とセット券
運行会社によって、車両の豪華さや路線網が異なります。
- 国光客運(國光客運):
カラー:紫と白。
特徴:広大な路線網を持ち、日月潭、阿里山、野柳など、他社がカバーしていない観光地へも行けます。
セット券:「バス+観光地」のセット割引券(例:阿里山森林遊楽区入園券+往復乗車券)を頻繁に販売しています。 - 統聯客運(Ubus):
カラー:緑。
特徴:格安バスの王者。主要都市間(台北-台中-台南-高雄)の運行本数が非常に多いです。
セット券:現地の市バスとの共通乗車券を提供することがあります。 - 和欣客運(Ho-Hsin):
カラー:白と赤。
特徴:「豪華さ」で選ぶならここ。マッサージ機能や個人用テレビを備えた2列シートの「ビジネスステーション」シートで有名です。長距離移動中に眠るのに最適です。
セット券:観光セットよりも、快適性のアップグレードに重点を置いています。 - 葛瑪蘭客運(Kamalan):
運行範囲:台北 ↔ 宜蘭 路線のスペシャリスト。
セット券:宜蘭観光に便利な「バス+台湾好行」のセット券を提供しています。
4. 乗り方:チケットは必要?
旅行者が最も迷うのは、「いつチケットを買うべきか」と「いつICカードをかざすだけでよいか」です。基本的な判断基準は以下の通りです:
🛑 パターンA:「指定席」(對號座)
主に:長距離移動(例:台北から高雄・台中)や、国道5号線を経由する移動(宜蘭行き)。
- ルール:事前にチケットを購入する必要があります(窓口、自動券売機、アプリ、またはセブン-イレブンのibon)。
- 理由:これらの距離の高速道路走行では法令により立席が禁止されており、全ての乗客に座席番号が割り当てられる必要があるためです。
- 手順:チケット購入 ➝ 乗り場で待機 ➝ 運転手に提示 ➝ 指定された座席に座る。
🏃 パターンB:「自由席 / 並んで乗車」(自由座)
主に:通勤路線(例:台北から基隆・桃園)や、近距離の県・市をまたぐ移動。
- ルール:先着順。悠遊カード(EasyCard)や一卡通(iPASS)があればチケット購入は不要です。
- 手順:列に並ぶ ➝ 乗車時にカードをタッチ ➝ 空いている席に座る ➝ 降車時に再度カードをタッチ。
- ヒント:バスのLED表示を確認するか、運転手に「カード使えますか?」(ピー・カー? Bī-Kǎ?)と聞いてみてください。